当記事ではおすすめ基本調味料を紹介しています。
料理を食べてくれる人には安心・安全で美味しいものを食べてほしいですよね。
国産・無添加のものが良いとは聞くけど、全ての食材を無添加で揃えるとなると家計的にちょっと大変…
でも、調味料だけなら少し良いものを使っても1度に使う量は多くないので毎日の料理に取り入れることができますよ!
離乳食・幼児食のレシピを作る私が実際に使っているおすすめの基本調味料を紹介します。
家族の健康が気になる方、料理のランクアップを目指したい方はどうぞ取り入れてみてくださいね。
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基本調味料一覧表リスト
紹介しているおすすめ調味料をリストアップしました。どうぞご活用ください。
和食の基本調味料
砂糖 | ホクレン てんさい糖 |
塩 | 粟国の塩 |
酢 | ミツカン 純米酢金封 |
醤油 | 井上古式じょうゆ |
味噌 | 無添加 円熟こうじみそ |
料理の幅が広がる基本調味料
料理酒 | タカラ 料理のための清酒 |
みりん | 味の一 味の母 |
鶏ガラスープのもと | YOUKI ガラスープ |
黒酢 | 内堀醸造 臨醐山黒酢 |
油類
菜種油 | カネゲン 国産なたねサラダ油 |
米油 | ボーソー油脂 米油 |
オリーブオイル | biologicoils 有機エキストラヴァージンオリーブオイル |
胡麻油 | 九鬼 純正胡麻油こいくち |
太白胡麻油 | 九鬼 太白純正胡麻油 |
味や特徴については以下で詳しく紹介しています。
和食の基本調味料おすすめ5選【さしすせそ】
和食の基本「さしすせそ」の調味料を紹介します。
和食の味付けの基本になる5つの調味料のこと。また、それらを使うときの順序を覚えるための語呂合わせとして「さしすせそ」の語が用いられます。
さ | 砂糖(さとう) |
し | 塩(しお) |
す | 酢(す) |
せ | 醤油(せうゆ) |
そ | 味噌(みそ) |
ミネラル豊富お腹にやさしい「ホクレン てんさい糖」
用途:甘み・コクを出す
煮物からお菓子作りまで大活躍の北海道産「ホクレン てんさい糖」。
甜菜糖は甜菜という大根(厳密にはほうれん草の仲間)から作られた砂糖のこと。
色は薄茶色ですが黒糖のようなクセはなく、サトウキビ原料の砂糖と比べて、柔らかい甘さと旨味があるのが特徴です。
甜菜糖を使うメリットは4つ!
- 天然のミネラル(栄養)が含まれる
- 天然のオリゴ糖が糖腸内環境を整える
- 血糖値の上昇が穏やか
- 体を温める
おにぎり
白砂糖からは取り除かれる「糖蜜」がそのまま入っているからカリウム・ミネラルが豊富だよ!
手間暇の結晶「粟国の塩」
用途:塩気・甘みを引き立てる・水分を出す
「粟国の塩」は沖縄のサンゴ礁の海から汲み上げられた海水を丁寧に濾し、ゆっくり時間を掛けて炊き上げた天然塩です。
口に含むとじわじわ塩気が広がり、同時にやさしい甘みも感じられます。
塩だけのおにぎりが最高に美味しい!
素材の旨味を引き出す天然塩は、いつもの料理にはもちろん、梅干・ぬか床・味噌・醤油などの保存食作りにも適しています。
安価な塩は精製の工程で塩本来のミネラルが失われていることがありますが、平釜製法で作られる天然塩はミネラルが失われず効率よく摂取できます。
おにぎり
酸味がやわらかい「ミツカン 純米酢 金封」
用途:まろやかな酸っぱさに仕上げる
家庭のお酢といえばミツカン!
国産米100%で醸造された「ミツカン 純米酢金封」は穀物酢のようなツーンとした酸味がなく、マイルドでコク深い味わいが特徴です。
元々お酢は苦手でしたが、このお酢のおかげで克服できました!(お酢が苦手な方にこそ試してもらいたいです。)
煮物、酢の物、ピクルスなどの料理にはもちろん、酢飯や餃子のタレにも使える万能選手。
おにぎり
正統派「井上古式じょうゆ」
用途:和食の基本調味料
美味しい醤油は豆の香りがするんだ…!と感動したのが「井上古式じょうゆ」。
国産原料使用の昔ながらの製法で醸造された正統派醤油です。
香り・風味・コクのバランスが良いので、和食に使うだけで料理全体の味がまとまり、ランクアップしたように感じられます!
焼き魚や冷奴にかけるとその美味しさがわかりやすいです。
濃口醤油ですが、塩気はわりと強め。
井上古式じょうゆを使って保存食「にんにく醤油」を作るのもおすすめ。
レシピはこちら▼
【材料】
- 井上古式醤油…保存瓶2/3の高さまで
- にんにく…2個
5月中旬〜6月が旬の新にんにくが適しています。
【作り方】
- 保存瓶を消毒する。
- 皮を剥いたにんにくを瓶に入れ、2/3の高さまで醤油を注ぐ。
- 冷蔵庫で2週間ほどで食べごろ。
にんにくがひたひたに浸かっている状態であれば、冷蔵庫でずっと保存できます。
【使い方】
唐揚げの下味、チャーハン、炒めものの味付けに。
浸かったにんにくも食べられます。スライスしてステーキと一緒にどうぞ。
ずっと使いたい「無添加円熟こうじみそ」
用途:味噌汁・味噌ダレ
赤味噌、白味噌、米味噌、麦味噌…種類の多い味噌は家庭や地域によって好みが分かれます。
家族が美味しいと思うものを選べばOK!
我が家の定番は「無添加 円熟こうじみそ」。
麹本来の甘みと旨味が際立つ円熟こうじみそは、味噌汁だけでなく味噌ダレやシチューの隠し味としても使えます。
おにぎり
減塩もあるよ
料理の幅が広がる基本調味料おすすめ5選
あると便利な基本調味料を紹介します。
米だけで醸造した「料理用清酒」
用途:食材を柔らかくする・臭みを取る
料理に使う酒は
- 料理酒
- 料理用清酒
- 焼酎
どれを選んでもOK!
市販の料理酒には、塩がたくさん含まれているものがあります。(塩を添加すると酒税がかからないので大人の事情ですね…)
レシピ通り作っても仕上がりに差が出てしまうことも…
料理に使う酒は塩の入っていない清酒が扱いやすいです。
「良酒専科の料理用清酒」は原材料が国産の米・米糀・天然水だけでとてもシンプル。パルシステムで購入できます。
Amazonや楽天にある清酒は「タカラ 料理のための清酒」がおすすめ。
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煮物が輝く味醂(みりん)「味の一 味の母」
用途:風味・コク・甘みづけ
今回紹介している中で「今まで使っていた味醂と違う!!」と1番違いを顕著に感じた調味料です。
「味の一 味の母」は日本酒の基となる、もろみ(原酒)から作られた料理用醗酵調味料(みりん)です。
酒の風味と味醂のコクを併せ持ち、まろやかな甘みと旨味が特徴です。
料理本を読んでいると、煮物の「てりを出す」という表現がありますよね。
このみりんを使うまで、自分が作る煮物はてりがでているのか、定かではありませんでした。
味の母を使った煮物は面白いくらい「てりってり」に仕上がるので、確実なてりを実感できます!
味醂と醤油だけで作る照り焼きソースがまた、絶品。
添加物の入っていない本みりんはお子さんにも安心です。
関連ポタージュに変身!レンジで5分にんじんの味醂グラッセレシピ
おにぎり
化学調味料無添加「YOUKI ガラスープ」
用途:中華系料理のだし
添加物がゴリゴリ入っているイメージの中華系調味料ですが、「YOUKI ガラスープ」は化学調味料無添加の「鶏がらスープのもと」です。
お湯に溶かすと鶏と野菜の出汁を強く感じます。
わかめと溶き卵を入れるだけで中華スープの出来上がり!
塩気はしっかりありますが、溶けやすいので味付けの調整はしやすいです。
スープ、野菜炒め、ナムルなどに使えます。
深いコク「臨醐山黒酢」
用途:甘みと酸味づけ
必須の調味料ではないけれど、持っていて損はない黒酢。
「内堀醸造 臨醐山黒酢」は美濃の国 八百津で造られた黒酢です。
独特のクセがありますが、米の甘みが生きた、やわらかい酸味とコクが特徴です。
炒め物、焼き魚、煮物がやわらかい酸味に仕上がります。餃子が最高に合う!
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料理用油おすすめ5選
家族の健康を気遣うなら油選びもこだわりたいところ。体に良いおすすめの油を紹介します。
毎日使いたい「カネゲン 国産なたねサラダ油」
用途:料理全般・揚げ物
「カネゲン 国産なたねサラダ油」はその名の通り、稀少な国産の菜種を原料とした食用油です。
安価な食用油はコストを抑えるために溶剤(薬品)が使われていることがありますが、一番搾り(低温圧搾法)でとられた良質な未精製油のみ使用されています。
淡白でクセのない菜種油は和食・洋食・中華・お菓子・揚げ物なんでもござれ。
油なので、特別美味しい!ということはないのですが、変なくせがなくて普段使いしやすい点と値段も気に入っています。
おにぎり
酸化に強い「ボーソー油脂 米油」
用途:料理全般・揚げ物
米油は揚げ物(特に天ぷら)に最適!
衣がべちゃっとした揚げ物って美味しくないですよねー…
国産米ぬか使用の「ボーソー油脂 米油」ならそんな心配は無用!
油切れが良いので、揚げ物がからっと軽い仕上がりになります。
米油は酸化に強い性質をもつので、漉しながら繰り返し使う油として適しています。
我が家の揚げ物は、少ない米油で揚げ焼きすることが多いです。残った油はキッチンペーパーで吸い取ってその都度処分。
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世界が認めた「biologicoils 有機エキストラヴァージンオリーブオイル」
用途:料理全般
「biologicoils 有機エキストラヴァージンオリーブオイル」はさらっとしたクセのない風味が特徴のオリーブオイルです。
少し舐めてみると、りんごのようなフルーティーな香りがします。苦味は強くないです。
サラダにかけたり、料理の風味付けにぴったり。パスタや炒め物にも◎
オリーブオイルの風味が苦手な方、生食したいという方におすすめ。
おにぎり
良質なオリーブオイルを選ぶポイントは以下の4つです。
- 酸化を防ぐ遮光瓶を使っている
- 世界規格をクリアしている(ラベルに表記あり)
- 生産者のこだわりが感じられる(公式サイトを見る)
- 価格が安すぎない
出典:Amazon
ヴィラブランカのオリーブオイルは、国際規格HACCP認証の厳重に品質管理されたイタリアフィレンチェの工場で生産されています。
ラベルに有機JAS認定のマークがあり、低温圧縮製法で作られている点もポイントが高いです。
何よりクセが強くなくて美味しいんですよね。
オリーブオイルは他の油と比べて高価ですが、良いものを選ぶならコスパは考えない方がいいと思っています。(良いものが良いお値段になっている印象。)
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減塩生活に「九鬼 純正胡麻油こいくち」
用途:風味づけ
今までのごま油はなんだったのか!というくらい胡麻の風味が濃い「九鬼 純正胡麻油こいくち」。
熱しても香りが弱まらないので、中華・韓国料理が本格的に仕上がります。
胡麻油は、料理に使うとどうしても主張が強くなりがち。それを活かして塩分控えめの料理に使うと物足りなさが軽減されます。減塩寄りの食生活をしている方におすすめ。
卵かけごはんに数滴たらすだけでそれはもうご馳走です♡
お菓子作りに「九鬼 純正太白胡麻油」
用途:お菓子・パン作り
なかしましほさんのレシピ本がきっかけで使い始めた「九鬼 太白純正胡麻油」。
胡麻油でありながら、色は無色透明で胡麻の香りが全くしません。
ではなぜ使うのかというと、バターを使ったお菓子より「さっくりふんわり」あっさりめに仕上がるから。
甘いものが食べたいけどバターはちょっと重いなー…というとき使いたい油です。
クセがないので料理用にも使えますよ。
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高い調味料と安い調味料は何が違う?
おにぎり
高価な調味料は買うだけの価値があるのか気になるところですよね。
ちょっと良い調味料を使うメリットは以下の4つ。
- 料理全体の味がまとまる
- 素材の良さが引き立つ
- 調味料自体の栄養が摂れる
- 体に安全である(健康に良い)
産地・原材料へのこだわり、長い時間と人の手間が掛かった調味料は、面倒な工程を省いていないぶん高価になります。
料理の仕上がりや安全性の面で得られるメリットが大きいので使う価値は十分あるといえます。
マチ子
こだわり基本調味料で料理のランクアップを目指そう!
おすすめの基本調味料を紹介しました。
同じ材料、同じ作り方でも、調味料にこだわるだけで「自分で作るごはん美味しい…」としみじみ感じられます。
家族の健康が気になる方、料理のランクアップを目指したい方はぜひ取り入れてみてくださいね。

