当記事では、幼児食のレシピを作る私が参考にしているおすすめの幼児食本
長女の離乳食がそろそろ終わりかなー…という時期に読み始めた幼
離乳食とは違い、始め方に厳密な決まりのない幼児食は、
でも知っていますか?幼児食って5歳まで続きます!
マチ子
幼児食の本で基礎を学べば調理方法や進め方などの悩みから解放されます。
また、取り分けやフリージングをうまく活用することで日々のごはん作りが楽になりますよ。
他にも幼児食の本を読むと…
- 献立のバリエーション
- 好き嫌いへの対応策
- 効率的な栄養の取り方
- 食育
について学べます。
基礎から応用までおすすめの幼児食本を10選紹介します。是非ご活用ください。
タップできるもくじ
幼児食はいつから?
一般的に幼児期は1歳〜5歳を指します。
同じ幼児期でも1歳と5歳では歯の生え揃い、味覚、消化機能の発達が異なります。
幼児食では
- 幼児食移行期
- 幼児食前期
- 幼児食後期
3段階に分けて大人と同じ食事に近づけていきます。
幼児食のスタートは離乳食の完了を迎えた1歳〜1歳半が目安になります。
あくまで目安なのでお子さんの様子を見ながら移行してあげるのが望ましいです。
マチ子
離乳食の本はこちらをご参考ください。▼

基礎・レシピがわかるおすすめ幼児食の本
まずは幼児食の基礎をおさえるために「これさえあればなんとかなる」おすすめの6冊を紹介します。
いちばんやさしいきほんの幼児食
この本の基本情報
著者:小池澄子
出版社:成美堂出版
本屋さんに並ぶ「初めての〜」「基本の〜」「最新の〜」系幼児食本の中で1番おすすめ。
『いちばんやさしいきほんの幼児食』は全207ページと情報量が多く、かつ整理されているので欲しい情報を探しやすいです。
育児書は内容がやさしすぎると不安が残るし、情報を詰め込みすぎだと後から調べにくいんですよね…
一般的な食材で簡単に作れるレシピが多く、写真が豊富なのもわかりやすくて良いです。
この本でわかること▼
- 幼児食の進め方
- 献立の立て方
- 調理テクニック
- 簡単レシピ
- 疑問・お悩み解決
- 体調が悪い時の対処法
- アレルギー対応レシピ
- イベント・お弁当メニュー
幼児食に必要な情報が網羅されています!
栄養ハンドブック付き
幼児に必要な1日の栄養素がわかる冊子も付いています。
「いちばんやさしい きほんの幼児食」
離乳食にとてもお世話になったから、シリーズで少し前に買った。買った時は好き嫌いなんてまだまだ先〜って思ってたけど、今や肉・魚・野菜はベーってするようになってしまったから、真剣に読んでみることにする。おやつやお弁当、外食についても載っててよさげ。 pic.twitter.com/4H7xOCY3t5— ハインツカゴメ (@murr___ma) May 22, 2019
マチ子
好き嫌いをなくす幼児食
この本の基本情報
著者:加藤初枝
出版社:女子栄養大学出版部
なかなか順調にはいかない離乳食と幼児食。
正しいことばかり書いてあるとしんどくなってしまいますよね。
『好き嫌いをなくす幼児食』は「食べない」悩みに寄り添ってくれる1冊です。
好き嫌いへの解決法として「調理方法を工夫して子供好みに近づけましょう」ということを推奨しています。
読み物が豊富ですが、レシピもたくさんあるので実用的。
レシピの調理工程はわりと多く、手が込んでいる印象のものが多いです。簡単・時短レシピだと食べてくれない子におすすめ。
そういえば、幼児食に移行するにあたってはじめて雑誌ではない育児の書籍を購入した。「好き嫌いをなくす幼児食」別に好き嫌いはないがこれから出るかもしれないと思い手に取ったが、これがなかなか良かった。大人も食べれるレシピ、食べやすい調理調味、こどもの食の発達についてなど参考になった。
— オノウチ (@onouchi) June 15, 2012
マチ子
フリージング幼児食 1歳半〜5歳 1週間分作りおき!
この本の基本情報
著者:川口由美子(監修)/ほりえさちこ(料理)
出版社:大泉書店
『フリージング幼児食 1歳半〜5歳 1週間分作りおき! 』は幼児食にフリージング(冷凍ストック)を取り入れ、調理の時短を目指す1冊。
ハンバーグや揚げる前のコロッケは冷凍していたけど、煮物やスープに使う野菜まで冷凍する方法は新鮮でした。
使う食材と1週間分の夕食の献立が決められているので、すぐにフリージングが始められます。
フリージング例
数種類の野菜を炒め煮→フリージング→ハンバーグや卵焼き、スープなどの料理に混ぜて調理
ちょこっと調理する手間はありますが、これがものすごく時短に繋がります。
今日は大人から取り分けられるメニューがないなというときに便利です。
マチ子
料理苦手なので離乳食作りはまだしも自分のごはん作りがなかなかの苦痛だったんだけど、娘のごはんの残りを自分のごはんにする、と発想の転換したら気持ちがラクになった!ありがとう、「フリージング幼児食」。
— あゆ (@ayu5304) January 12, 2017
復職後のタイミングで活用するワーママさんも多いみたい。
子供も家族もぺろり完食! 新渡戸文化子供園のすごい給食
この本の基本情報
著者:鮑子奈緒美
出版社:新渡戸文化学園 (監修)
『子供も家族もぺろり完食! 新渡戸文化子供園のすごい給食』は新渡戸文化学園にお子さんを通わせる保護者の
- 「家では野菜を食べないのに園の給食は食べた」
- 「家でも同じものが作りたい!」
という声から作られた新渡戸文化学園の人気給食が載ったレシピ本です。
幼児期の子に適した味付け・量・食感・具材の大きさなど細かいポイントを掴むことができます。
作り方の工程を説明する写真が多いので、料理経験が少ない方でもイメージしやすいと思います。
マチ子
好き嫌いをなくしちゃおーッ!3歳からのおべんとう
この本の基本情報
著者:上田淳子
出版社:文化出版局
『好き嫌いをなくしちゃおーッ!3歳からのおべんとう』は娘の幼稚園のお弁当が始まったので購入しました。
可愛らしいデコ弁ではなく美味しいお弁当が作れる本です。
お弁当本なので汁気の少ないおかずが多く、箸の練習にも良さそう。
和・洋・中揃っているので普段の子供ごはんにも使えますよ。
マチ子
子どもに食べさせたいおやつ
この本の基本情報
著者:お母さんの輪
出版社:暮しの手帖社
『子どもに食べさせたいおやつ』は普段のおやつから特別な日のおやつまで揃ったレシピ本です。
幼児期のおやつは離乳食期同様「食事」の役割が大きいです。
3食で得られない栄養を補ったり、時には親子で甘いものを楽しみます。
- ふかしいも
- とうもろこし
- 小豆あん
- バターぱん
- シンプルスポンジケーキ
- くりーむぱん
素材を生かしたシンプルなレシピが多いです。
食物アレルギーに対応していて、国産小麦粉、きび砂糖、豆乳、菜種油やオリーブオイルなど健康に良い食材が使われるので安心です。
市販のミックス粉や製菓材料を用意する必要がないので作りたい時いつでも作れますよ。
マチ子
まいにち食べたい“ごはんのような”クッキーとビスケットの本
この本の基本情報
著者:なかしましほ
出版社:主婦と生活社
なかしましほさんのレシピ本も幼児食期のおやつ作りに大活躍!
「クッキーとビスケットの本」は砂糖少なめ、生クリームやバターを使わずに作れます。
タイトル通り「毎日食べたい」と思わせてくれる素朴な美味しさがあります。
市販のお菓子よりずっと甘さ控えめですが、子供たちは喜んで食べてくれますよ。
スーパーにある材料で30分もあれば作れる手軽さも気に入っています。
マチ子
なかしましほ さんの、お菓子作りを挑戦しました。子供に安心して与えられる素敵なレシピですね。 pic.twitter.com/xv26Uh8paF
— さおり (@llbRdZT5h7YXHOn) November 17, 2016
調理法・食育が学べるおすすめ幼児食の本
基礎の次は応用です。栄養を効率よく取る方法と味覚の育て方や食育について学べる4冊を紹介します。
その調理、9割の栄養捨ててます!
この本の基本情報
著者:東京慈恵会医科大学附属病院 栄養部(監修)
出版社:世界文化社
『その調理、9割の栄養捨ててます!』はヒルナンデスや世界一受けたい授業など、多くのテレビやメディアで取り上げられた人気の本です。
食材の栄養素は間違った調理法で調理すると本来摂取できるはずの栄養が失われます。(なんと最大9割も!)
- ブロッコリーのビタミンCは茹でるとお湯に流れる
- 熱々ごはんに納豆をかけると酵素が6割死滅
- ピーマンは切り方で栄養価が変わる
- にんじんは炒めるとベータカロテンの吸収率が8倍以上UP
具体的な数字と研究結果を挙げて食材に適した調理法をわかりやすく解説しています。
幼児食に使われる食材も多く取り上げられているので読む価値ありです。
マチ子
その調理、9割の栄養捨ててます!
東京慈恵医科大学附属病院 栄養部この本すごく良い❣️
野菜の切り方や調理の仕方で
栄養価がどうなるのかわかりやすい
今後のゆるベジ生活に大活躍の予感🌿#おうちごはん pic.twitter.com/UwJONjmpW8— hana1Omiya (@kohakuhanachan) June 16, 2018
続編もあるよ
成功する子は食べ物が9割
この本の基本情報
著者:細川モモ/宇野薫(監修)
出版社:主婦の友社
人間の脳は0~6歳までに爆発的に成長し、6歳でその約9割が完成すると言われています。
『成功する子は食べ物が9割』にも、この時期の食事は脳を育てることにもつながるということが書かれています。
「頭が良い」「運動神経が良い」というのは言い換えると「脳の神経回路ネットワークがよく働いている」ということ。
脳をつくる食材・脳の働きをよくする食材を十分摂取できれば存分に力を発揮できるわけです。
- 毎日3度の食事を大切にする
- ジャンクフードや甘いジュースはほどほどに
- 身体は食べたものからできている
ごく当たり前のことが改めて大切なのだなと感じました。
マチ子
最近レシピもマンネリ化してしまって、もやもやしてたところで。
基礎的なことなんだけど忘れてしまいがちなことが、
わかりやすく載っててとてもよかった〜。
がんばろ!成功する子は食べ物が9割 ー 幼児・小学生ママ必読! … https://t.co/acSwOBRZyX #Amazon
— やよいさん (@yayo_incipit) June 13, 2019
0〜5歳 子供の味覚の育て方
この本の基本情報
著者:とけいじ千絵
出版社:日東書院本社
『0〜5歳 子供の味覚の育て方』は離乳食・幼児食を作るパパママにおすすめの1冊。
近年、子供の3割が味覚を正しく認識できないという調査結果があり、問題視されています。
離乳食期は色々な味を受け入れる黄金期。
- 2歳頃に好き嫌いが出始め
- 3歳で味覚が決まり
- 4〜5歳で偏食のピークを迎えます
この本では…
- 3歳までに色々な食材と味を経験させる
- 繰り返して味を学習させる
「慣れさせる」ことを推奨しています。
マチ子
味覚を育てる出汁の取り方やレシピなど、具体的に何をしたらよいのか、どんな料理を作ったらよいのか示してあるので実践しやすいです。
幼児食の本で献立作りが楽になる
幼児食の本のおすすめ10選を紹介しました。
マンネリしがちな幼児食は、基本をおさえると毎日の献立を決めやすくなります。
好き嫌いや食べすぎなどの子供の食事の悩みにぶつかったとき、幼児食の本はきっと助けになってくれるはずです。
幼児食はかならずしも子供専用のおかずを作る必要はないと思っています。
大人から取り分けたり、フリージングを活用しながら負担なく作れるのがベスト!
幼児食の本で献立作りを楽にしましょう。
マチ子
離乳食スタート〜後期まで


